2019-11-07 第200回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
審議の過程におきまして、申請されている工法等が特別史跡名古屋城跡の石垣等の遺構に与える影響、これを判断するための調査や検討が十分であるかどうか、こういった点につきまして更に確認する必要があるということが指摘されておりまして、申請者である名古屋市に追加情報の提供を要請しているところでございます。
審議の過程におきまして、申請されている工法等が特別史跡名古屋城跡の石垣等の遺構に与える影響、これを判断するための調査や検討が十分であるかどうか、こういった点につきまして更に確認する必要があるということが指摘されておりまして、申請者である名古屋市に追加情報の提供を要請しているところでございます。
○松沢成文君 地元でも今大論争になっているんですが、ただ、これ特別史跡でありますから、その形態を変えたりする場合には文化庁の許認可が必要なんですね。
ただ、この名古屋城につきましては、昭和二十年の空襲により焼失をし、戦後は鉄骨鉄筋コンクリート造に再建されて、名古屋城天守閣を忠実に木造復元しようとする名古屋市の取組については、特別史跡の積極的な保存、活用を目指す趣旨であると伺っていますが、具体的な整備の方法については、整備主体である地元の自治体において検討されるべきものであると認識をしております。
文化財保護法との関係では、江戸城跡が特別史跡であるために、天守閣の復元を行う場合には文化庁長官の現状変更の許可が必要になりますけれども、天守台の所有者である宮内庁の同意が前提になることに加えまして、現在の天守台は実在した天守閣のための台よりも大きく、歴史的事実との関係をどのように整理をするのか、天守閣が再建されなかったことを、これまで再現されていないんですけれども、どのように考えるのかということ、復元
この名古屋城の天守閣は昭和二十年の空襲によって喪失をして、戦後、鉄骨鉄筋コンクリート造りで再建をされたというものでありまして、今御紹介をいただいたように、これを史実に忠実に木造復元しようという名古屋市の取組については、まさしくこの特別史跡の積極的な保存、活用を目指す趣旨であるというように思いますが、ただ、具体的な整備の方法、コスト等々、整備主体である地元の自治体が考えることが基本だというように考えます
こういったことで、現在、先ほど委員御指摘のように、文化庁とやり取りをしておるわけでございますけれども、名古屋市の特別史跡のため設置をいたしました有識者組織、特別史跡名古屋城跡全体整備検討会議の部会の一つでございます石垣部会におきまして検討をしているということでございますが、この部会におきましては、天守解体が及ぼす遺構への影響について、天守台石垣の安定性確認のための発掘調査、また仮設物の設置箇所を発掘調査
現在、国の文化財指定制度には二段階区分が四つありまして、有形文化財で、国宝と重要文化財、記念物で、特別史跡と史跡、特別名勝と名勝、特別天然記念物と天然記念物という区分になっております。お気付きかと思いますが、他の三セットとは違い、国宝と重要文化財は互いの名称につながりがなく、国宝が重要文化財の上位概念であるというふうなことは、日本人でも知らない方が多いのではないでしょうか。
また、文化財保護法等の関係におきましては、江戸城跡が特別史跡でございますので、天守閣の復元を行う場合には文化庁長官の現状変更の許可が必要となりますが、天守台の所有者である宮内庁の同意が前提となることに加えまして、先ほど史実の関係との整合性の話がございますが、現在の天守台は実在した天守閣のための台よりも大きく造られておりまして、歴史的事実との関係をどのように整理するのか、天守閣が実際は再建されなかったわけでございますけれども
○政府参考人(中岡司君) 委員御指摘の名古屋城跡は特別史跡でございますので、天守閣の復元等を行う場合には、文化財保護法に基づきまして、その手続といたしまして文化庁長官の現状変更の許可が必要となるわけでございます。 この現状変更につきましては、現在、名古屋市におきまして検討中でございます。
○政府参考人(山崎秀保君) 熊本地震により、熊本城では特別史跡の熊本城跡の石垣が崩落し、重要文化財では長塀の倒壊など十三件の建造物の被害を受けております。
特別史跡でありますので、名古屋城を急いで建てかえることはしなくていいと私は考えております。それよりも、名城公園、名古屋城を取り巻く環境の公園、これをきちっとしてもらいたいな、そして、全国から人が来てもらえる、そういう観光名所に変えていただきたいと思うんです。 昨年、一昨年と、全国の政令指定都市の中で一番行きたくないと言われたのが名古屋です。
○中岡政府参考人 名古屋城を含みます名城公園につきましては、特別史跡の名古屋城跡の指定地であるほかにも、さまざまな文化財がございます。こうした文化財の修理や保存、整備は長期にわたる事業と承知してございまして、これまでも継続的な財政支援を行ってきたところでございます。
特別史跡に指定されている石垣の調査、修復のあり方や、忠実な復元とエレベーターの設置など障害者の方のための配慮との間のジレンマなど、対処の難しい問題が今発生しております。 今週の名古屋市会の本会議で、質疑においていろいろありまして、見ておりましたけれども、これはなかなか問題解決できないなと考えております。
現在の名古屋城天守を解体、除却し、往時の姿に木造復元する場合には、かつて天守があった場所は国の特別史跡に指定されておりますので、文化財保護法に基づく手続といたしまして文化庁長官の現状変更の許可が必要となります。
熊本地震により被災いたしました特別史跡熊本城跡の石垣や国指定重要文化財でありますやぐらや長塀など、復旧につきましては熊本市が実施しているところでございます。文化庁におきましては、その取組を支援しておるわけでございます。 熊本城の石垣につきましては、全体の三〇%に当たります二万三千六百平米に被害が生じまして、そのうち崩落があった箇所は全体の約一〇%に当たります八千二百平米となってございます。
熊本城は熊本市が管理する都市公園でありまして、その中には特別史跡を構成する石垣、重要文化財であるやぐらなどの文化財のほかに、天守閣などの公園施設が整備されております。 天守閣などの公園施設の復旧は、国土交通省が担当省庁として支援してきております。
有形文化財については国宝と重要文化財、記念物については特別史跡と史跡、特別名勝と名勝、特別天然記念物と天然記念物、こういった区分がございますが、これらは終戦後、昭和二十五年の文化財保護法の改正で導入された区分であり、ランク分けによって希少価値を高めよう、こういったやり方だと思いますが、残念ながらこれは、どちらかというと、よらしむべからず、知らしむべからずとも言える、戦後の文化行政の言わば典型例になっているんじゃないかと
○石井国務大臣 熊本城には、特別史跡を構成いたします石垣、また、重要文化財でありますやぐらや長塀などの文化財のほかに、天守閣や本丸御殿などの公園施設が整備をされておりまして、それらを含む全域が熊本市が管理をする都市公園となっております。このため、国土交通省では、被災直後より、熊本市、熊本県、文化庁と連携をいたしまして、熊本城の早期復旧に向けた取り組みを推進してきております。
特別史跡である石垣、十三棟の国指定文化財、天守閣等多くの復元建造物等が被害を受け、その復旧には多大な費用と期間を要するので、国による復旧体制の構築と事業実施を要望したいとのことでありました。 以上が調査の概要でありますが、今般の一連の地震による熊本県の被害はまことに甚大であり、早急な対策の実施が必要であると強く認識いたしました。
文化財の関係でございますけれども、熊本城では、御指摘ございましたとおり、特別史跡に指定をされております熊本城跡の石垣の大規模な崩落、それから重要文化財に指定をされております長塀の倒壊など、十三件の建造物の被害がございました。
もちろん、先ほど文化財部長から答弁ございましたとおり、文化財、特別史跡、多数ございます。 このため、被災直後から、文化庁と連携して災害復旧に向けた調整を行ってまいりました。昨日、熊本市、熊本県、文化庁、国土交通省の実務レベルの連絡調整の会議であります熊本城公園復旧推進調整会議を熊本市において開催いたしました。
国指定特別史跡である熊本城も大きな被害を受けました。熊本県民の皆様の誇り、そして熊本の心、そして熊本のシンボルである熊本城の一日も早い復旧をお願いしたいと思います。昨日十二日、第一回目の熊本城復旧復興に関する会議が行われたというふうに聞いているところでございます。 まずは、文化庁さんに伺います。
熊本城、今既に委員御指摘のとおりでございまして、特別史跡を構成する石垣、重要文化財であるやぐら、長塀などの文化財のほかに、天守閣、本丸御殿、これらは公園施設でございます。こういったものが混在しながら、それらを含む全域が熊本市が管理する都市公園ということになっております。 このため、被災直後から、文化庁とも連携しまして災害復旧につきましての調整を進めてまいりました。
熊本城については、国指定文化財として特別史跡の熊本城跡、重要文化財の長塀、平やぐらなど、十四の建造物があるところ、石垣の崩落及び十三の建造物の被害が報告されております。また、阿蘇神社については、重要文化財として六棟の建造物が指定されているところ、楼門が全壊したほか、いずれの建造物にも被害が報告されております。
○下村国務大臣 特別史跡平城宮跡は、良好に保存された古代の宮殿遺跡として、世界に誇る国民的文化遺産であり、平成十年には、世界文化遺産に登録された古都奈良の文化財の構成資産ともなっておりますが、とりわけ、八世紀の社会、経済、文化をつぶさに語る木簡などの文字史料が良好な保存状況のもと豊富に埋蔵されているという点で、顕著な普遍的価値に貢献をしているというふうに考えております。
○舟引政府参考人 第一次朝堂院広場につきましては、文化庁の方で平成二十年五月に取りまとめられました特別史跡平城宮跡保存整備基本構想推進計画の中で、「第一次朝堂院については、第一次大極殿院復原が完了した時点で、建物復原の可能性も含めて再度検討の対象とする。」というふうに書かれてございます。 国土交通省としても、同様に考えているところでございます。
○有松政府参考人 特別史跡としての平城宮跡の保存管理計画につきましては、ただいま御指摘の特別史跡平城宮跡保存整備基本構想推進計画に基づきまして、特別史跡の管理団体であります奈良県が国などと連携して策定するというふうにされております。 そのように認識しておりますけれども、文化庁としては、これに基づきまして適切に指導助言を行ってまいりたいと考えております。
○国務大臣(下村博文君) 私も東京選出の衆議院議員でありますので、この特別史跡江戸城跡の天守台における天守閣の復元について聞いておりますし、実際に現地で、ここに天守閣ができたらどういうイメージになるかということで見に行ったこともありますし、今の御指摘について私も同感する部分がたくさんございます。
○政府参考人(吉田大輔君) ただいまの名勝あるいは史跡の関係でございますけれども、先ほどの国宝と同等の価値を持ちますいわゆる特別名勝、それから特別史跡ということについて御報告させていただきますと、特別名勝につきましては四件、特別史跡につきましては五件に被災があるという、こういう報告を受けております。
こういう中で、今の御要望は、確かに今まで、史跡と特別史跡というのは、国宝と重要文化財みたいなもので、余り細かく分けるのも技術的になかなか難しいことがありますが、この鞠智城に関しての評価も、学説的には、いろいろなことがだんだんわかってきている中の過程にまだあるのかなというふうに思いますし、先生の思いも含めてしっかりと審議がされるように私も見守ってまいりたいというふうに思っております。
こういうものは、ぜひ特別史跡にして、やはり小学生、中学生あるいは高校生も含めて学習をさせなければいけないというふうに思います。 その中で、これは要望、陳情になりますけれども、熊本の鞠智城だけは特別史跡というふうになっていません。
なお、お手元に配付いたしましたとおり、本会期中、当委員会に参考送付されました陳情書は、国指定特別史跡「原の辻遺跡」の整備及び維持管理に関する陳情書外六件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、格差のないゆきとどいた教育を保障するために、義務教育費国庫負担制度を堅持し教育予算の拡充を求める意見書外百八十四件であります。 ————◇—————
○鳩山国務大臣 一般的な文化財という定義がどうなっているか私はよくわかりませんが、私も文部大臣をいたしておりましたから、文部大臣が指定する史跡あるいは名勝、天然記念物、国宝等がある、文化庁長官がこの変更について、変更というのは、例えば小石川後楽園という、これは特別名勝、特別史跡ですが、東京ドームができると景観が害されるというので、こういうのは景観が害されるけれども大丈夫かというのは文化庁長官の方の権限